570

570

1999年発表。560Zの後継機として登場した。
既に販売されていた600と似たような形状であるが、570は1スピンドルモデルである。
その代わり、ウルトラベース、所謂ドッキングステーションをThinkPadで初めて採用した。
ウルトラベースにはウルトラスリムベイ、FDDが搭載され、本体のみでモバイル、
ドックしてオールインワンと一台二役をこなすことができる画期的なシステムであり、
機能性と本体のデザインが相まって、MoMAに永久展示されるほど高い評価を得ている。
このウルトラベースの概念はXシリーズに引き継がれた。
ウルトラスリムベイにはCDの他、DVD,Zip,SuperDisk,拡張バッテリが
用意され、用途に応じて交換可能となっている。
CPUはPentium2 333MHz~となっているが、
一部企業モデルでは、Pentium2 300MHz、12.1inch SVGA
液晶のモデルも存在し、一時期中古店で謎の570として出回った事もあった。
ホームユーザー向けにはi1157が販売された。

運用のポイントとして、240と同様、白画面の発生が挙げられる。
画面の開閉を繰り返すうちに液晶のフレキシブルケーブルに過大なストレスを生じ、
ケーブル内部で金属疲労による断線を起こすと推測されている。
対策部品は無償で提供されたが、現在は入手不能。
又、600と同じ13.3inch液晶ながら、赤画面の症例はあまり聞かない。

600の液晶と型番は同じですが、フレームの形状、横穴の位置、フレキシブルケーブルの
コネクタ形状や冷陰極管ケーブルの長さが違うので、交換の際は加工が必要です。
又、液晶に互換があっても他機種で使用する場合、Easy-Setupで動作が停止する場合があります。
この場合はCtrl-Alt-Delでリセットできる場合があります。

筐体の左側面、特にPCMCIAスロット付近は強度がかなり弱いので注意して扱ってください。